2010年06月21日

家出少女 陵辱系官能長編小説/きょうこ 歪んだ構図 続き…

陵辱系官能長編小説/きょうこ 歪んだ構図 



また、それらの証拠となる写真及び記録なども克明に、芳雄の元に届けられた。
しかし芳雄は沈黙を続けた。
まるでライオンが獲物を確実に仕留めるため、草の陰で潜むように。
日常生活はごく平温に過ぎ去って行くかのように思われた。

そんな事など露ほども知らない光治は、事業意欲に燃え、その才分をいかんなく発揮していた。
ところがバブル期に事業拡張したことが、現在も多少の負担となっていた。
西日本進出を果たしはしたものの、広島営業所の業績だけがどうも思わしくなかった。
光治は広島に飛び、てこ入れを行なう事を決断したのだった。

「それじゃ、きょうこ、3日間ほどの間、広島に出張して来るので、留守を頼むね。お父さんのことよろしくね。」
「今度の仕事は大変だけど、気をつけて行って来てくださいね。お父様のことは心配なさらないように。ちゃんと面倒を見ますから。」
「うん、頼んだよ。もし、何かあったら営業所でもいいし、携帯でもいいので電話をくれたらいいから。」
「はい、判りました。」
「あ、それと、広島で浮気なんかしないからね。」
「まあ、あなたったら。そんなこと先にいうと、かえって心配になりますわ。」
「はっはっは〜、たまにはヤキモチぐらい嫉かせようと思ってね。」
「はい、今、こんがりと焼き上がりました。」
「はっはっは〜、それじゃ行って来るからね。」
「あなた、気をつけて。」

光治は表通りでタクシーをひらって、一路、空港に向った。

玄関先で光治を見送るきょうこの様子を、ドアの影から伺っていた芳雄がタイミングを見て、きょうこに声を掛けた。
「おお、光治はもう出掛けたか。」
「あ、お父様、光治さんは今し方お出かけになりました。」
「そうか、そうか。それはご苦労なことだね。」
「本当に大変なお仕事のようですわ。」
「まあ、アイツならきっとやり遂げるだろう。ところで、きょうこ、3日間、光治がいなければ寂しいだろう?」
「まあ、嫌ですわ。お父様…」
「やっぱりアンタらは若いから、毎晩、アレやっとるんだろう?」
「そんなこと…」
きょうこは頬を真っ赤に染めて俯いてしまった。
「一晩でもしなけりゃ、まだ若いし、身体が火照って火照って困るんじゃないの?」
「お父様!……、もうお止しになって……」
きょうこは目をキッと吊り上げて、芳雄を睨んだ。



posted by 家出少女サオリ at 11:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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