2010年07月29日

家出少女 僕の彼女を弄って下さい

第1話:ノブとナナ


無菌室を出てすぐ、ヘアキャップ、シールド付きマスク、不織布のガウン、プラスチック手袋、シューズカバーと次々外し、つまらない自分も一緒に専用ゴミ箱へ投げ捨てる。

ロッカーに戻り、いの一番にすることは携帯メールのチェックだ。

送信者 コウイチ
件名  いつもの依頼
本文  19時リベラ ♂25歳 ♀23歳

「19時!仕度ギリギリじゃん!ご飯ぐらいゆっくり食べて来いって!」
理々子は心中焦りながら、いつもと同じスピードで着替え、いつもと同じ挨拶をして職場を後にした。

自転車で15分ほどのワンルームマンションに着くと、コンバースを脱ぎ飛ばしてシャワールームに入った。

ヘアキャップとマスクの紐で締め付けられたストレートなロングヘアは、変な形で頭蓋骨に張り付いている。

一日中ノーメークで無表情な顔の筋肉はシャワーの湯気でやっとほぐされ、理々子は大口を開けて舌を右へ左へ回転させた。

シャワーを終え、指先の汚れと爪の長さをチェックする。
マニキュアを塗る時間はなさそうなので、甘皮だけ処理した。

女性の方は23歳と若めなので、スタイリッシュな大人の女で決める。

黒のガーターベルト付きコルセットに揃えのTバック、黒に細い金ストライプのストッキングを合わせ、メイクにとりかかる。

あまり色を使わず眉をはっきりと描き、アイラインとマスカラを丹念に塗り、ヘアは後頭部の高い位置でひとつにまとめる。

クリーム色の開襟シャツ、紺のピンストライプパンツスーツと170cmの長身に映え完璧だ。
泥のような格好で自転車を飛ばしてきたさっきまでとは別人で、これでショートカットなら歌劇団の男役だ。

タクシーでいつものリベラマンションに向かう。
玄関ホールではこのマンションのオーナーでもある“コウイチ”が待っていた。

「慌てただろう〜すまなかったね。今日は急な依頼だからギャラリーも少ない。好きなようにしたらいいよ〜暴れておいで!」

無言でうなずいたものの、<理々子>から<キイナ>に変わるこの瞬間、全身の血が騒ぎ出し、髪の毛が逆立つ感覚に酔う。

「だからやめられないんだ…」心の中だけでにやける理々子はどこから見ても凛々しく洗練された大人の女だ。

リベラの最上階、9階のこのフロアには2つの扉しかない。
階下はワンルームが6つ、6つの扉があるのだが、ここはコウイチ専用のフロアという訳だ。

エレベーターも専用の鍵を差し込まないと9階が押せないようになっている。

キイナは「じゃ!」とコウイチに目配せし、エレベーターから遠いほうの扉をノックした。

「はい。」若い男の声だ。

「キイナです。」部屋に入り2人を見る。

25と23と聞いていたが、中校生でも通るほど若く見え、ここでもキイナは心の中だけで驚いた。
が、あちらの驚き様はハンパなく、「うわぁ〜カッコいいですねぇ〜」と感嘆の声を上げた。

「モデルさんとかですか?」話すと丁寧で年相応だ。

「いいえ、一般人よ。」

「ナナよかったな〜こんなキレイな人で!」籐のイスから立ち上がった女の子はナナと言うらしい。

「うん!私、ノブに35って年齢だけ聞いてたから、どんなエロいおばさんが来るんだろ って…あっ、ごめんなさい…」男の方はノブ、2人とも自己紹介するのも忘れている。

「ハハハ、いいのよ。」勝手知ったるでキイナは籐のイスに座った。

30帖近くあるこの部屋は、入ってすぐ左手にシャワールーム、その奥に籐の応接セットがあり、小さなミニバーも備えてある。ベージュとブラウンが基調のシックな内装。

そこから右側に寝室兼プレイルームが広がり、大きな宮付きダブルベッドがスペースを占める。

ミニバーの横にある籐製パーテーションを閉めてしまうと完全に個室となり、頭側は出窓、パーテーションと向き合う壁は全面鏡張りで体勢の確認には困らない。

きれいに見せたり、いやらしく見せたり…その時々の大切な条件だ。

「ラブホ並みの金額だったから、半信半疑で…こんなステキな人がくるなんて…」ノブは嬉しくてたまらないようだ。

「キイナはお金のためにプレイしないわ! じゃ、始めましょうか〜」

2人はすでに着替えている。
ノブは黒のサテンガウン、ナナはうすいピンクのスケスケキャミだ。
キイナは2人の目の前でスーツやシャツを脱ぎながら、注意事項を念押しした。

「ノブくんはどんなに興奮してもキイナには触らないこと!ナナちゃんに触るのはオッケーね。

でも、終わってたっぷり愛し合えばいいんだから出来るだけ我慢!」

「はっ…はい…」キイナの黒ずくめの下着姿を目の前にノブの声は期待と興奮で震える。

「最後に、必要とあらばキイナがノブくんを触ることもあるわ。ナナちゃん了解してね!」

「はい!」元気に返事したナナはベッドに向かい横たわる。

いつも思うのは、いざ本番の女性は肝が据わっているということだ。

それじゃ、とキイナはパーテーションを閉めにかかる。
慌ててノブがイスを持ってベッドの足元を陣取った。

ナナをうつ伏せにさせ、足元に座ったキイナはリモコンで室内の照明を少し落とした。

ふくらはぎからマッサージ…10本の指先の腹をうすく流れるR&BのBGMに合わせゆっくり動かす。ひざの裏の血管が浮き出る部分は少し爪を立ててなぞる。

外腿に指を這わせヒップの緊張をほぐす。

「あっ、気持ちいい…」思わずナナが声を漏らす。

体の中心部まで進んだ指をいったんくるぶしまで戻し、骨に沿って円を描く。
次に足の指を一本一本人差し指だけでなぞり、指と指の間にキイナは舌を差し込んだ。

「あっ…」さっきと明らかに違う声色が部屋に響く。

そこから上へ指の通る後を追い、舌先もチロチロと舐め吸いを繰り返す。
ヒップと太ももの境目に来たとき、一気にキャミをまくりあげる。

キイナはピチャピチャと音をたて、キャミとそろいのレースのTバックが食い込む丸みに沿って舌を這わせた。
張りのある甘い桃が不規則に震える…

「うぐっ…ぐっ…」ノブが生唾を飲みそこねたのか、変な音がした。

キイナの舌は背骨を通りうなじへ向かう。右手はナナの甘い桃を撫でながら時折Tバックを指に引っ掛けわざと食い込ます。

次にナナのセミロングをかきあげ、うなじを舐めまわす。

耳の下のリンパを吸い上げると、「きゃっ…やっ…ああ…」とナナが吐息交じりの声を発した。
外耳の溝を丹念に舐めるころ、ナナの全身に最初の湿りが訪れた。

「ナナちゃん…すてきよ…」ピチャピチャ音のあいだに囁いてやると「くぅ…うふん…」と自ら 体を反転させ仰向けになって抱きついてきた。

やさしくナナの腕をほどき、おとがいを軽く舐めながら、キャミの脇からこぼれそうなピ
ンクの乳房を優しく手のひらに収め、キイナはピンクのキャミの上からそれを頬張った。

「ああ…キイナさん…あぁ…」「ナ…ナナァ…」消え入りそうなノブの声がなぜかおかしい。
キイナはナナの肩ひもをはずし、今度は指先で乳房の外側から乳首に向けてなぞる。

みるみるコリコリと硬く盛り上がるピンクの粒…

キイナはナナの体の反応を見るたび、自らもされている感覚に襲われ、湿ったり硬くなったりする…

「だからやめられないんだ…」心の声に呼応するかのように、舌で乳首を弄ぶキイナの右手は下半身に向かい、Tバックの脇からナナの茂みの中へ入り込んだ。
 



「あん〜いやん…」「いやじゃないはずぅ〜」キイナが囁くと茂みの湿度はどんどん上がり完全に迎え入れる準備ができる。

キイナはナナの体の右へ左へと変えていたポジジョンをナナの内腿の間に入り固定した。
流れを止めないよう、ガーターベルトからストッキングを外し、するする脱いでナナの頭上に放り投げる。

キイナは茂みをまさぐりながらも自らM字開脚し、その角度以上にナナも開脚させ、Tバックをめくって秘部を丸見えにした。

「あっ…あはん…だめぇ〜」「あっ!かわいい!ナナ〜」ノブはたまらずナナの顔のほうに回り、激しくキスをした。

別の火が点いたナナはノブに抱きつき、右手で一物を探す。
キイナはノブを退かせ、探すその手を自らの左手で引っ張りあげた。

ナナの目を見つめながら細い指を一本一本舐め吸いする。「ああ…キイナさん…」声のボリュームはかなり大きくなっている。

退かされたノブは前を押さえながらナナの表情をみつめる。
茂みをまさぐっていたキイナの右手はクリトリスにヒットし、甘皮をむいて小さい小豆の粒を微振動させた。

「きゃぁ〜キイナさん!そこそこ〜あはん…」はっきり聞き取れる。絶叫までもう少し…

「ナナちゃん〜かわいい〜すてきよ〜」ナナの反応を褒めていると、ノブはいつのまにか秘部を覗き込んでいた。

「ホントだ!ナナ〜かわいいよ〜ヨダレたらしてる…」

今やキイナの面前には湿った花弁が小刻みに呼吸している。
Tバックを脱がせていよいよ仕上げだ。

クリトリスを震わせている中指にたっぷり唾液を流し込む。ぢゅる…ぢゅる…

「ああ…いい…すごく…いい…」ナナは喘ぎ続けている。

ふくれあがった小豆の粒は甘皮から密林まで押し上げる勢いだ。
キイナはそれを舌先でコロコロさせ、そのままヴァギナの壁を蛇行しながら進んでいった。

ぢゅる…ぢゅる…ぴちゃ…ぴちゃ…

独特の愛液の匂いが鼻を衝き、キイナの口の周りがギラギラ光る頃、中指を差し込む。

「きゃぁーあぁー」ナナのほぼ絶叫に近い“たけび”が響く。

「ああ、もうオレだめだ!」ノブがたまらずナナの口にペニスをあてがう。

ナナは母乳を探す乳児のようにノブのペニスにしゃぶりついた。

キイナの中指はナナの膣壁をゆっくり這い回り、肉の感触を楽しむ。
さざなみの如く収縮し、細かいカズノコ天井を持つナナは自身の器のすばらしさを知っているだろうか…

「ナナちゃん、すごい!名器よ!ノブくんたまらないでしょ〜」??

ノブはナナにフェラチオされながら顔を紅潮させ、ウォ〜ウォ〜と野獣のように頷いた。

キイナは人差し指を続けて入れ、中指と重ねてやさしくピストンする。

「ああ…すごい…イッちゃう〜イッちゃう〜」ナナはノブのペニスを吐き出し思わず叫ぶ。

膣奥の蜜壷に溢れんばかりの愛液が溜まるのを合図に、キイナは2本の指を鈎状に曲げ
鱗雲のような天井を思い切って突き上げる。

「ダメダメ!イクイク〜!」

連続で突き上げた後、愛液は外に向かってシブキをあげた。
キイナは唖然とみつめるノブを促し、いきり立つペニスを壷の中へ挿入させた。

「うわぁ〜なにぃ〜よすぎるぅ〜」

「ナナ!オレも〜いい…」

ナナから離れたキイナはひざをついて腰を振るノブの後ろにまわり、耳元で囁いた。

「ゆっくり抜き差し…イッちゃだめよ〜」

次はナナに向かってキイナが叫ぶ。

「ナナちゃん!こっち見て!」ナナの愛液にまみれた指をノブの口に差しこみ、その後濃厚なキスをした。

横目でナナを伺うと、嫉妬と快楽の入り混じった複雑な表情がみてとれる。

「そのまま続けて…」ノブに言い残し、キイナはベッドを後にした。

キイナは自分用の真紅のガウンをはおり、シャツとスーツをかかえて部屋を出、もう一方の部屋へ急いだ。

ノックする前にコウイチが迎えてくれる。

「お疲れさん!見事だったよ!」

返事より先に奥の大きなリビングに向かい、左側全面のマジックミラーを凝視する。

そこには野獣の“たけび”を上げる、ノブとナナという雄と雌が騎上位になってドロドロと
溶けていた。




(僕の彼女を弄って下さい 第1話おわり/第2話につづく)

posted by 家出少女サオリ at 13:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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